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‘三和会’ カテゴリーのアーカイブ

令和6年度 第40回三和会運動会が開催されました!

2024 年 10 月 16 日 水曜日

10月5日(土)に第40回三和会運動会が、桐生市民体育館(桐生ガススポーツセンター)で開催されました!

当日は朝から小雨の降る天候でしたが、183名の利用者さんが参加され、「赤」「白」「黄」「緑」の4つの団に分かれて熱気あふれる戦いが繰り広げられました!

昨年行った「徒競走」「玉入れ」「ほのぼのゲーム」「パン買い物競争」「玉送り」の5競技に加え、5年ぶりとなる「団対抗リレー」も行いました!選抜された各団8名の選手によるデッドヒートの走りに、会場は大きく盛り上がりました!!

運動会の最後を締めくくるのは恒例の「カニダンス」。皆さん楽しそうに踊っていました!

そして今年の優勝は総合得点182点で白組となりました!

三和会家族会の皆様のご協力のもとに、大変素晴らしい運動会を開催する事が出来ました。ご協力いただきました全ての方々に、職員一同改めて御礼申し上げます。

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令和6年度 入社式・辞令交付式

2024 年 4 月 4 日 木曜日

4月1日、入社式・辞令交付式を執り行い、理事長から新入職員、昇格者及び施設長へ辞令が直接交付されました。

以下、理事長による訓示の内容です。


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新入職員の皆さんには三和会の基本的な方針をお伝えしておきます。

三和会は、障害者の「親なき後の安心の場の提供とその構築」「可能な限りの地域生活」「通所施設における働く場としての役割」「障害者の人権擁護」を目指しています。これらのことを明確に意識して仕事をしていただければと思います。

理想の施設職員像としては、公平・平等な視点、思いやりを持つこと、意欲・熱意を持つこと等もありますが、特に報告・連絡・相談の役割を理解し実践することが大切になります。

自分に物足りないところがあれば、ひとつずつでも良いので認識し自己改革に努めていただくようお願いします。


ここからはすべての職員の皆さんに年度初めの挨拶として申し上げます。

私が虐待の話をするときに、なぜ自身の経験から話すのかを皆さんに説明しておきたいと思います。それはその経験から何十年経った今でも、別の方法はなかったのかという後悔を持ち続けているからです。皆さんには同じような後悔を持ってほしくないという気持ちから伝えています。困難な事例に直面したときでも、知恵を絞って解決していくのが施設職員のあるべき姿だと思っています。

今日的な話題として、個人の自由とプライバシーについて考えてみたいと思います。個人の自由だからたばこを吸いたいときに吸っていい、仕事や作業に参加したくなければ参加しなくてもいい、好きなように昼寝していい。また、個人のプライバシーだから施設内で問題が起きても確認はしない。これらは果たして本人の将来を考えたときに正しいといえるだろうか。この事を自問しながら仕事をする職員になっていただければと思います。

令和5年度 年頭訓示

2024 年 1 月 9 日 火曜日

1月4日、動画配信による年頭訓示が執り行われました。以下、理事長による訓示の内容です。


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皆さん、あけましておめでとうございます。エルシーヌ藤ヶ丘の移転が完了し、本年は三和会が再出発するような気持ちで新しい年を迎えることができました。
まず、最近の三和会の動きについてお話していきたいと思います。一点目はエルシーヌ藤ヶ丘の移転についてです。移転前は見学者の方から障害者の隔離という心ない言葉を使われることもあり、どこか申し訳ない気持ちを抱えながらの45年間でした。ようやく移転が実現できた今、しみじみと喜びを噛みしめております。二点目はグループホームの動きとして、3月にはホーム北原とホーム市之関が合併した建物が完成する予定です。この先もなるべく近い場所に再配置を進めていくことで、継続してサービスを提供していければと考えています。三点目としては、AIや防犯カメラ等も積極的に取り入れていきたいと考えています。これらは活用の仕方によっては大きなメリットがあるため、皆さんにもぜひ前向きに捉えていただければと期待しています。
令和6年度からの動きとしては、令和4年に改正された障害者総合支援法が施行されます。改正内容は「障害者の地域生活」「障害者等への社会的ニーズに対する細かな対応」「持続可能かつ質の高い障害福祉サービスの実現」という3つの柱で構成されています。職員一人ひとりが制度や報酬の内容に意識を向け、正しく理解することが大切になりますのでお願いします。
最後に虐待についてです。1972年にアメリカで歴史に残る政治スキャンダルが発覚しました。「ウォーターゲート事件」と呼ばれたこの事件では、国と組織を守るんだという使命感を持ったFBI副長官の内部告発を発端に大統領が辞任するまでに至りました。皆さんにはこの事件を教訓にしていただき、万が一、虐待の事実を知ったときには組織を守るためにも正直に話していただきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

謹賀新年

2024 年 1 月 4 日 木曜日

旧年中は当法人の活動に格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

昨年二月、エルシーヌ藤ヶ丘の桐生市新里への全面移転が完了し、ほぼ一年の間に生活も落ち着き安定した日々を送っています。
移転前は見学者の方から障害者の隔離という心ない言葉を使われることもあり、どこか申し訳ないような気持ちを抱えながらの四十五年間でしたが、ようやく移転が実現しました。改めて一人ひとりに伝えてはおりませんが、感慨深い気持ちで新年を迎えております。

今後とも初心を忘れず、職員一丸となってなお一層充実したサービスを提供できるよう励んでいく所存にございますので、引き続きご支援の程よろしくお願い申し上げます。
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令和六年元旦
社会福祉法人三和会
理事長 藤澤敏孝

令和5年度 入社式・辞令交付式

2023 年 4 月 5 日 水曜日

4月3日、入社式・辞令交付式を執り行いました。今年度も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から新入職員、昇格者及び施設長のみの参加で実施しました。
以下、理事長による訓示の内容です。


まず、今後のコロナ対策についてお話をしていきたいと思います。国の方針では、マスク着用は個人の判断に委ねることを基本とする。ただし、福祉施設等ではマスク着用を含めて適切な感染対策を行うこととされています。三和会としても引き続きマスク着用等、安全対策を優先に仕事をしていただきたいので、ご協力をお願いします。
次は、三和会が目指すものについてです。毎年皆さんに示している内容ですが、職員一人ひとりがこれらの意味をしっかり理解し、利用者さんへのサービスの質と量をいかにして確保するかということに関心を持ち、行動していただければと思います。
最後に職業倫理について話してみたいと思います。職業倫理とは、「職業人に求められる倫理」のことです。どのような職業に就くとしても、必ず「やっていいこと」と「やってはいけないこと」があります。それらをきちんと認識して行動することが職場では大切になります。皆さんには職場で自分が何をしなければいけないかということを意識して、仕事をしていただければと思います。
本年度もどうぞよろしくお願いします。
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令和4年度 年頭訓示

2023 年 1 月 12 日 木曜日

1月4日、年頭訓示が執り行われました。本年も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から動画配信により実施しました。
以下、理事長による訓示の内容です。


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皆さん、あけましておめでとうございます。自らの幸せのために自己改革をする。そんな意欲を持って新年を迎えていただければと思っております。


本日は、昨年の三和会での出来事について、三点ほどお話したいと思います。
一点目は、「クラスターの発生」です。この非常事態においては携わった皆さんの並々ならぬ戦いがあり、結果的に短期間で収束させることができました。一緒に向き合ってくれた職員と利用者さんがいたことで立ち向かっていく力になり、いかに福祉施設においては職員の力が大きいかということを改めて実感しました。皆さんには心より感謝申し上げます。
二点目は、「エルシーヌ藤ヶ丘の移転」についてです。施設の隣接地が土砂災害防止法の特別警戒区域に指定されたことを受け、行政と協議しながら様々に対策を検討し移転する運びとなりました。昨年内に工事は完了し、2月1日の移転に向けて着々と準備を進めております。
最後は、「身体拘束適正化検討委員会の取り組み」についてです。今年度から身体拘束の適正化及び虐待防止のための委員会の設置が義務化され、三和会でも委員会を設置し会議を行っています。施設から虐待をなくそうという制度の趣旨をよく理解し、自分たちの職場から虐待を発生させないためにはどうしたら良いかを真摯に考えながら仕事をしていただければと思います。三和会の各施設で効果が出ている取り組みにも触れておくと、これらの取り組みには共通点がありその一つにチームでの支援というものがあります。チームで話し合って決まったことを丁寧に実践していく。委員会で話し合ったからではなく、毎日がチームワークのための勉強会なんだという精神をもってすれば、施設から虐待や人権侵害はなくしていけるかと思います。虐待から支援の効果は得られません。このことを皆さんも肝に銘じて仕事をしていただければと思います。


本年もどうぞよろしくお願いいたします。

謹賀新年

2023 年 1 月 4 日 水曜日

旧年中は当法人の活動に格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

昨年来、新型コロナの感染者数は高い水準で推移し身近な病気となってきました。しかし、その病気の怖さは当初と何も変わることなく、警戒を続けなければなりません。また、昨年からの円安は経済に大きな影響を及ぼし、特に外国人労働者が帰国するなどの状況は施設の人手不足にも影響が出るのではと懸念されるところです。
いずれも国民の手に負える問題ではないだけに不安も大きいものがありますが、これらの心配事が解消し、良い年となりますことを願うばかりです。

さて、エルシーヌ藤ヶ丘の移転につきましては、この二月に完了できる運びとなりました。今後ともご利用者様にとってなお一層充実したサービスを提供できるよう努めて参る所存にございますので、引き続きご支援の程よろしくお願い申し上げます。
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令和五年元旦
社会福祉法人 三和会
理事長 藤澤敏孝

暑中お見舞い申し上げます

2022 年 7 月 7 日 木曜日

盛夏の折、皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。
足掛け三年になるコロナ禍、多くの規制が緩和され始めていますが、いまだ県内での感染者数は三桁を示し、不透明で手放しでは喜べない状況です。最近では物価高も続き、入所施設にはなんらかの支援をと願わずにはいられません。

エルシーヌ藤ヶ丘の移転事業につきましては、工事の進捗状況は四割強となっています。一日も早い完成が待たれるところです。
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なお、例年八月には納涼祭を実施して参りましたが、本年度も諸般の事情を考慮し中止することと致しました。
エルシーヌ藤ヶ丘では、近隣の皆様への感謝を込めてささやかな企画を進めています。ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

社会福祉法人三和会
理事長 藤澤敏孝

令和4年度 入社式・辞令交付式

2022 年 4 月 4 日 月曜日

4月1日、入社式・辞令交付式を執り行いました。今年度も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から新入職員、昇格者、異動者及び施設長のみの参加で実施しました。

以下、理事長による訓示の内容です。


まずは、エルシーヌ藤ヶ丘の移転工事についてですが、ようやく工事が始まり完成は来年の1月31日を予定しています。皆さんとともに新しい藤ヶ丘が無事に完成することを祈る一年にしたいと思っております。

ここからは、虐待について話したいと思います。皆さんの中には虐待の話は聞き飽きたという人もいるかもしれませんが、何度聞いてもらっても十分というわけにはいきません。私たちの世界から虐待がなくなるまで、皆さんに訴えていくし、皆さんにも同じ気持ちになってもらわなくてはなりません。弱い立場にある障害者に対しての人権侵害は、支援者としても人としても許されないことです。三和会の人権擁護規定を心に刻み、人間性を高めていっていただくようお願いします。

皆さんには虐待に関連する法律や制度についても知っておいてもらう必要があります。障害者虐待防止法では「何人も、障害者に対し虐待をしてはならない」と定められ、虐待の通報についても義務付けられています。さらに、今年度から虐待防止委員会の設置等が義務化されましたので、制度の内容を確認しておいていただくようお願いします。

最後になりますが、障害者の権利を守るという気持ちで日々努力してもらえれば、障害者の皆さんが安心して施設生活を送れるようになるかと思います。皆さんと力を合わせて三和会は名実ともに良い職場だと言われるようにしていきたい所存でおりますので、よろしくお願いします。
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令和3年度 年頭訓示

2022 年 1 月 5 日 水曜日

1月4日、年頭訓示が執り行われました。昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から動画配信により行いました。
以下、理事長による訓示の内容です。


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皆さん、新年あけましておめでとうございます。相変わらずコロナで大変な状況がありますが、本年も心を強く持って頑張っていただくようお願いします。
ここ2年程、一堂に会して皆さんの元気な顔を見ながら話をすることができていないのが非常に心苦しい限りです。やむを得ず動画という形を取っていますが、ぜひ身を入れて聴いていただき、私の話の意図することを理解し感じ取ってもらいたいと思います。
ご存知のとおり、今年は寅年です。動物の虎にまつわることわざには「虎狼より人の口恐ろし」というものがあります。虎や狼よりもうわさや悪口を言う人の口の方が恐いという意味です。特に、我々の仕事では根拠のないうわさや悪口がいけないということを理解しておくことが強く求められます。


ここからは、施設利用者の虐待について話していきたいと思います。障害者というのは自ら訴えられず、反論や反発の術を持ちません。このように弱い立場にある障害者に対しての人権侵害は支援者としても人としても許されないことです。「個人の自由」の意味するところを改めて考えてみることが大切です。
施設における虐待の特徴としては、加害者である職員を他の職員がかばったり、施設の閉鎖性等が挙げられます。私たち職員は利用者の一番身近にいるため、「虐待を犯しやすい立場にいる。虐待を起こしやすい環境が身近にある。虐待を発見しやすい場所にいる」ということを忘れずに、お互いに状況を確認しながら小さいうちに芽を摘むという考え方で仕事に取り組んでもらいたいと思います。
最後になりますが、過去の虐待事件を見ても、虐待で行動障害が緩和されたケースは皆無です。本人が穏やかに過ごすためには、支援の方法を工夫することで可能です。各々が虐待によって行動障害は緩和できないということを肝に銘じていただくようお願いします。