工房ふじです。
今月はパッケージ班で取り組んでいる残糸作業の紹介です。
“残糸”は『キリファイバー』というもので、桐生市周辺で産業廃棄物として処分される織物残糸(ポリエステル)を有効活用するために考案されたコンクリート等吹き付け混入材です。
『キリファイバー』は群馬県建設工事関連新技術・新製品認定品となっており、他にぐんまの環境新技術・新製品応募製品の資格を得て製品の性能評価が確立しているとのことです。
主に公共事業でコンクリート混入材としての用途があり、県内外の工事で使用されているようです。
工房ふじで行っている作業工程としては2工程だけですが、①大袋に入った残糸をポリ袋に400g入れていきます。
②袋に入ったものは口を縛って段ボールに入れて完成です。
一箱に45袋入るので・・・ 400g×45袋=18㎏!! もあります。
多い時にはこれを一度に10箱以上納品するので車に積み込むだけでも大変な作業になります。
毎回利用者の方々は、一生懸命積み込みに取り組んでいるので納品がスムースに済み、納品先の方も安心して任せていられるようです。
あまり一般的には知られていないようなところで工房ふじでの作業が、多くの方に役立つ製品になっています。