工房ふじです。
毎年、特別支援学校や、大学・専門学校の実習、中学生の職場体験を積極的に受け入れています。
ほとんどの方は、これまで障害者と接する機会がなく、どう接すればいいのか不安を抱えて工房ふじでの実践の日を迎えるようです。
このHPをご覧いただいて、参考にしていただけたら幸いと思います。
今年は6月2日~17日に東京福祉大学から2名、7月7日~11日に白鴎大学から1名の方が実習に来られ、6月17日~19日に大間々中学校から1名、6月23日から27日に桐生養護学校から1名の方が職場体験をされています。
大学生の実習生は実習期間中、木工班、ふたば班、パッケージ班でそれぞれ作業支援を行ないました。昼休みには毎日小平の里まで利用者の方たちと散歩に出掛けて、作業時間中に取れないコミュニケーションを取っている姿が生きいきとしていました。利用者の方たちも楽しみとなったようで、普段のお昼休みの散歩の参加者より多くの方が参加して楽しそうに歩いている姿が印象的でした。
大間々中学校の実習生は木工班で商品に紙やすりをかけ、表面を滑らかにする磨き作業に取り組んで頂きました。
作業に集中していて、一生懸命取り組んでいる姿が印象的でした。
特別支援学校の実習性はふたば班で治具を使用して、『竿ストッパー』の組み立て作業に取り組んで頂きました。
慣れない環境と緊張もあると思いますが、短い期間の中で多くの事を吸収して頂けたのではないでしょうか?
実習先についての情報が少なく不安に思う事が多いと思いますが、『百聞は一見にしかず』実際に職場を体験して社会経験を多く積んで頂きたいと思います。
実習でなくても、障害を持つ方が仕事を行なう施設でどのように働いているのか、また、障害を持つ方達に何か支援をしたいと考えている方は一度見学されてみてはいかがでしょうか?