工房ふじです。
利用者の方が半日作業の日や週末の行事などで振替休日の日には職員だけで研修などに参加する機会があります。
今回は利用者の方は半日作業で午後から職員の救急法の講習会がありました。
救命方も年々進化しているので、定期的な受講が必要になってきます。
職場や学校などでAEDの使用方法や人工呼吸、心臓マッサージを行った経験がある方も多いと思いますが、講師の方から聞いたことを実際にやってみると思うようにいかない事が多く、正しく行うことの難しさがわかります。
実際に通報を受けてから救急車が現場まで到着するまでに平均10分位の時間が掛ります。心肺に異常があった場合には、救急車が到着するまでの間に心臓マッサージを途切れることなく行なうことが、その後の生存率に大きく影響がでることを学びました。
救急車が到着するまで一人が心臓マッサージを行ない続けることは体力的にも大変で、出来るだけ現場付近に居合わせた人に応援をお願いする必要があります。
AEDの使用方法も正しい使用方法を身につけていないと、救助する側にも電流が流れてることや、汗を拭きとらずに電気ショックを与えてしまうことなどがあり、間違った使い方をしない為にも、慌てず冷静にAEDから流れるアナウンスを聞いて対処しなければなりません。
工房ふじでは利用者の作業支援だけでなく、このような研修も折に触れ行なうことにより、職員のスキルアップを計っています。