2月18日(水)に桐生市市民文化会館にて、第2回三和会公開セミナーを開催いたしました。
当日は降雪も心配されていましたが、施設関係者の方、取引先業者の方を始め、約150名にお越しいただくことができました。中には、東京や埼玉から遠路はるばるご来場くださった方もいらっしゃいました。
昨年に引き続き、講師には発達障がい支援センター名誉理事長 伊澤善史氏をお招きいたしました。講師の伊澤先生は、心理臨床の現場で数多くの実践に取り組まれており、その支援実践の事例を交えながら、「個の特性をプラスに活かした、みんなが輝く職場作り」というテーマで講演をしていただきました。
発達障がいの人の特性を活かした職場環境をつくるには、周囲が個々の認知特性について理解しようとする視点を持ち、支援の進め方を工夫することが必要になります。そういった工夫や協力が、結果的に誰にでも働きやすい職場を作ることになるというお話をお伺いしました。
私たちのような障がい者支援の職場では職員間のチームワークが大切です。今回のセミナーは、他の職員を理解し、互いにコミュニケーションを図りやすい環境を作ることにおいて、さらには、発達障がいを持つ利用者の支援においても非常に参考になる内容でした。職員一同、今後のスキルアップに繋げていきたいと思います。
講師の伊澤先生、ご来場いただきました皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
今後も、三和会では定期的に公開セミナーを開催していく予定です。開催が決定しましたら、随時、ホームページ内でもご案内させていただきます。