旧年中は当法人の活動に格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も感染症の影響が続く年明けとなりました。収束の見通しについては専門家でも予測困難と言われますが、最近の陽性確認数の減少傾向から終息宣言の期待も高まっています。
特に入所施設の利用者の皆さんの外出や面会の制限の解除が一日も早く叶うよう切に願うところです。
令和四年元旦
社会福祉法人 三和会
理事長 藤澤敏孝
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盛夏の折、皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。
三和会でも利用者、職員共々、新型コロナワクチンの接種が始まっています。特にエルシーヌ藤ヶ丘では利用者の隔離状態が1年半近くに及び、支援する職員もクラスターを発生させまいと緊張を強いられる日々でもありました。一日も早い感染症終息を望むところです。
また、エルシーヌ藤ヶ丘の移転事業につきましては、6月30日に地鎮祭を行いましたことをご報告申し上げます。
なお、例年8月には納涼祭を実施しておりましたが、本年度も諸般の事情を考慮し中止することとなりました。ご来場を予定してくださっていた皆様には誠に申し訳ございませんが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
社会福祉法人 三和会
理事長 藤澤敏孝
1月4日、年頭訓示が執り行われました。例年は職員が一堂に会していますが、本年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から動画配信により行いました。以下、理事長による訓示の内容です。
新年あけましておめでとうございます。
昨年は感染症の拡大防止に奔走した一年でしたが、職員の高い意識とご家族の協力のおかげでなんとか切り抜けることができました。本年も職員・利用者・ご家族で総力を上げ乗り越えていきたい所存でおりますので、ご協力をお願いいたします。
まず、三和会が目指すものについてお話しておきたいと思います。三和会は必要な福祉サービスを必要な場所で提供し、障害者が安心安全に生活できることを目指しています。職員の皆さんには何度も聞いたことがあるという方もいると思いますが、もう一度初心に帰って、日々の支援にあたってもらうようお願いします。
次に、グループホームの制度や現状を理解しておいてもらいたいと思います。制度上、グループホームは主として夜間の支援を行う場と定められています。特に通所施設の皆さんにはこの意味について考えていただき、今まで以上に事業運営に協力してもらうようお願いします。現状にも触れておくと、三和会では15ヶ所と多くのホームを抱える中で、職員が充分に確保できず不足しています。しかしながら、人手がないからといって、三和会が地域での生活を保障することを理念としている以上、簡単に休止にするわけにはいきません。職員の皆さんにはなんとしてもグループホームを守っていくという強い意志を持って協力してもらうよう切望します。
通所施設の運営についてもお話しておきたいと思います。就労事業では生産品の販売や作業を行い、収益を利用者に工賃として支給することになっていますが、実際には工賃を含めた就労の経費が過剰になっている施設があります。本来、収支は赤字にしてはならず、さらに内部留保、運転資金の確保をしておかなければなりません。一人一人がしっかりと認識し業務にあたるようお願いします。
最後になりますが、本年はエルシーヌ藤ヶ丘の移転が本格的に動き出します。三和会にとって大きな節目の年を迎え、期待と喜びで胸がいっぱいになっています。ですが、手放しで喜んでばかりはいられず移転には莫大な費用を伴うため、少しでも費用を削減したいという想いから自ら移転先の土地へ足を運び、職員にも協力してもらいながら土地の手入れ等をしています。ただ闇雲に職員に応援を依頼しているわけではないということを皆さんにはよく理解しておいてもらいたいと思います。
本年が例年以上に良き年であるよう祈念し、終わりの言葉とさせていただきます。本年もよろしくお願いいたします。
盛夏の折、皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。
新型コロナウイルスの感染拡大状況はいまだ予断を許さない中、施設内にクラスターが発生しないことを祈る毎日です。
さて、エルシーヌ藤ヶ丘の隣接地が土砂災害防止法の特別警戒区域に指定されたことを受け、行政と協議しながら様々に対策を検討して参りましたが、この度、移転の方向で事業を進めることになりました。今後共、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
なお、例年8月にはエルシーヌ藤ヶ丘にて、納涼祭を実施しておりましたが、本年度は諸般の事情を考慮し中止することとなりました。
ご来場を予定してくださっていた皆様には誠に申し訳ございませんが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
社会福祉法人 三和会
理事長 藤澤敏孝
4月1日、入社式・辞令交付式を執り行いました。
今年度は新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、座席の間隔を確保、窓の開放、弱酸性次亜機能水の噴霧等、できる限りの対策を講じたうえで実施しました。
このような状況の中だからこそ、新入職員を迎えられたことは例年以上に明るい出来事になりました。
理事長挨拶では、「三和会全体の仕組みや機能を理解しておいてもらいたい。新入職員の皆さんの新しい発想やチャレンジ精神に期待している。施設は障害者のためのものであり、職員のものではない。理不尽なことでも我慢しなければならない場面が出てくる。虐待は小さなうちに芽を摘み取らなければならない」等、施設職員にとって大切な心構えについてお話がありました。
1月6日、新年の仕事始めにあたり、年頭訓示が執り行われました。以下、理事長による訓示の内容です。
皆さんあけましておめでとうございます。
今年はいよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。様々な声はありますが、戦後の日本が国際的に認められるという役割を果たした前回の東京オリンピックと同様に成功することを祈念しております。
まずは、昨年の三和会での出来事を振り返ってみたいと思います。
台風19号の際、エルシーヌ藤ヶ丘は全員で避難をするという経験をしました。入所者80名の避難という一大事に、勤務外の職員も多数駆けつけてくれ、職員の資質の高さを改めて感じる機会となりました。
また、第三者委員会の活動内容を見直し、3ヶ月ごとに会議を開催する体制をつくりました。第三者委員の方には、日頃から三和会の実態を正しく理解しておいていただき、いざ問題が発生したときに公平に判断していただきたいと考えております。
さて、新年ということで皆さんに改めて知っておいてもらいたいことがあります。
日本では少子高齢化、人口減少が大きな社会問題になっていますが、将来的にますます深刻になると予想されています。10年後には644万人の人手が不足するという調査結果も存在します。解決策には雇用の拡大やAIの活用等がありますが、AIの台頭によって貧富の差が拡大する、なくなる職種があるといった課題が出てくることも予想されています。
このように大きな転換期の中で時代の波にのまれないためには、一人一人が想像力を膨らませ、想定される危険や問題について考え、資質を高めていっていただくことがますます大切になります。
盛夏の折、皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。
今日、国中で働き手の不足が日常化してきました。障がい者福祉事業でも支えるのは、やはり人です。現状ではグループホーム等の新規事業に意欲が持てずにいます。
この先、少子化の中、問題はますます深刻化が予想されます。根本的な解決を望みたいものです。
新元号が「令和」に決定した4月1日、入社式・辞令交付式を執り行いました。
理事長からは祝辞とともに、施設職員としての心構えについてお話がありました。新入職員の皆さんには三和会にとって大きな力になることを期待しています。福祉サービスを必要とする方の尊厳と権利を守り、業務に励んでいただきたいという激励の言葉も贈られました。
新入職員の皆さんの辞令を受け取る背中からは、強い意気込みが感じられました。