エルシーヌ藤ヶ丘です。
エルシーヌ藤ヶ丘では日常の支援業務において、「身体拘束」と定義される行為について、情報と認識の統一化を図り、今後の支援に活かすため「身体拘束改善委員会」を発足しています。
その一環として、本日は藤ヶ丘へおふたりの講師をお招きし、『身体拘束改善委員会講座』を開催いたしました。
先生方は午前中に来所してくださり、まず寮の様子をご覧になりながら、支援職員へ様々な助言等を下さいました。
午後の講義の内容は以下の通りです。
【日時】5月27日(木)13:20~
【場所】エルシーヌ藤ヶ丘 会議室
【議題題目・講師】
「人権・権利・認知症について」
医療法人社団明正会認知症ケア研究所長 福島富和先生
1.人権尊重と権利擁護と倫理
2.認知症について
3.認知症ケアについて
4.現場における倫理問題
5.知的障害について
「身体拘束・不適切ケアについて」
群馬県介護研修センター 狩野由子先生
1.高齢者虐待防止法の理解
午後の講義は、法人職員全体に希望者を募り、各施設から代表として参加した7名を加え、計34名の職員が受講いたしました。
本日の内容は、藤ヶ丘だけでなく、各施設の職員がそれぞれの現場へ持ち帰り、法人全体の取り組みとして今後の支援に活かして参ります。
お忙しい中、時間を作っていただきました講師のお二方には、心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。