工房ふじです。
年度末になり、工房ふじでは『社会体験研修』として今回は、
今まで工房ふじのある小平地区の散策では近すぎて見学することのなかった鍾乳洞を見学してきました。
身近にありすぎて見学したことのある人が少なかったことが今回の見学に繋がっています。
鍾乳洞に隣接する湿生植物も見学することもできました。
非常に良い穏やかな天候に恵まれて、散策する足もなんとなく軽くどんどん歩いてきました。
散策のあとは敷地内でバーベキューを行ないました。
散策で疲れた体に、焼いたさつまいもの甘さが染み込んでいきます。
大量に用意した食材も2時間足らずでほぼ完食しました。
食事のあとは『グループ討議』を行いました。
テーマは、『イイトコサガシ』『働くこととは?』『あなたにとって工房ふじとは?』です。
8つのグループに分かれてそれぞれのテーマごとに話し合い、グループの代表者が発表を行ないます。
普段一緒に工房ふじに通っていても班が違っていて話す機会の少ない方同士が同じグループになったり、同じ班で働いていても相手の『イイトコ』を探すことは簡単な様でなかなか難しいことでしたが、掃除をしている姿を見たりしていること、仕事を頑張っていることなど本人の気づいていないところなどが多く発見できたようです。
『働くこと』の意味や『工房ふじ』の存在についても給料やお小遣いだけではなく、「一所懸命に頑張って人の役に立つこと」「頑張れること」「いつもみんながいてくれて安心して通えるところ」といった意見も聞かれ、支援する職員にとってもうれしい声を聞くことができました。
新年度に向け気分も新たに作業に頑張って取り組んで頂きたいと思います。